南千住の駅から少し歩くと、バッハってコーヒー屋があります。
バッハのコーヒーは結構美味しいと思うので、たまに行きます。
同じ通りに、重厚な門で囲われていて、私は開いているところを見たことが無い店があって・・・。
山谷と言う土地柄だから防犯強化しているのかなと。
そのお店に暖簾が出ているのを初めて見ました。
バッハでコーヒー飲みながら、結構迷って入って見ることに。
客はお一人様達だけ。
「良いですか?」と声を掛けると、
「酔っ払ってなければいいよ・・・。」って。
おじいさんがホール係です。
先ずは酎ハイを頼みました。
コンビニでアイスクリームが入っている、あの冷蔵庫(年季が入った)から、どデカイ瓶を引っ張り出し、コップに注いで酎ハイグラスにザバッと入れ、運んでくれました。
炭酸は、席で線を抜いて注いでくれます。
「ありがとうございます。」
この雰囲気・・・。
凄く凛としている。
伊勢神宮の雰囲気にも似た神聖な雰囲気。
こんな居酒屋が在ったとは。
「すいません。お代わり下さい。」
と言うと、
「こう言う時は、ナカ下さいで良いんだ。炭酸が残っているから。」
中だけ頼むのは知ってるけど、何て伝えれば良いか解らなかったから。
そこらは他のお店と一緒なわけですね。
鯵酢漬けを頼んで見たけど良い締め加減でした。
そういえば、お店に入って一言も発しないのに、きちんとお酒が出てくるお客がいました。
超常連なのでしょう。
1杯目は焼酎のミルク割で、飲み終えたと同時に、おやっさんが日本酒をつぎ足し、これまたミルク割・・・。
ミルク・・・。
あんまり美味しそうじゃないな。
この店の常連になるには、それなりに時間が掛かりそう・・・。