ガラパゴス携帯の退化

日本の携帯電話は、独自の進化を遂げていたので、「ガラパゴス携帯」なんて呼ばれていました。
スマートフォンの普及が著しい昨今、そんな中でも私はガラケーを使い続けています。
タブレットと携帯電話(ガラケー)の組合せなので、わざわざスマートフォンにする必要が無いからです。

その携帯電話の表面カバーが、ちょっとした拍子に割れて亀裂が入りました。

指に当たるので、携帯電話会社の補償サービスを使って変えて貰う事にしました。
そう言えば、よく表面がヒビだらけのスマートフォンを使っている人を見ますが、良く指を切ったりしないなぁと思っていましたが、割れているのは「内側」らしく、指には当たらないのだそうです。ただ、見にくいだけ。

携帯電話のお店に行くと、なんだかんだでたくさん人がいました。
携帯電話業界は、飽和状態にしてもそれなりに利用者がいる様です。
で、いきさつを話して交換して貰う事になりました。
補償サービスは、色々面倒で、サービスセンターの人と遣り取りをしなければなりません。

先ず、「いつ、どこで、何をして壊れたか?」を、詳細に聞かれます。
その後、これはわかっていた事なのですが、
『お客様のお使いの機種は、もうご準備出来ない状況です。次の中から機種をお選び下さい。』って。
そして、『一度選ばれると、後から変更は一切出来ませんので、「慎重に」お選び下さい。』と。
取り敢えず、似た感じのにしたいので、店員さんに聞いてみると、
「これが最新機種です。お店にもディスプレイされてますよ。」ってくらい新しいのもあるそうです。
それにします。

再度、センターと連絡。
「これから、機種の機能の違いをご説明します。
先ず、待ち受け時間が350時間から320時間になります。次に、縦横オープンが、縦オープンのみになります。インカメラが無くなります。テレビ電話機能がなくなります。世界中使えていたのですが、アフリカ、南米の一部の国で使用できなくなります・・・。」
結構、機能低下しているんだな・・・。
スマートフォン主流になりつつある今の環境では、これ以上進化させることはしないですね。

ガラパゴスの亀は退化した。
と言うか、クロマニヨン人が人類最先端を歩んでいる時、突然、ネアンデルタール人がより進んだ文化を以て追い越したって感じなのですかね。
どんどん便利になる中で、これからどんな変化が起こるのか・・・。