まるます家(赤羽)

茨城の方に出張で出掛けました。
とは言え、移動拠点は栃木県の小山。
早くに終わったので、帰り方を悩みましたが、宇都宮線で動く事を考えて、久々に赤羽で途中下車しました。
東口から荒川方面へ行くと、一番街って飲み屋街があります。
ここに来たら、色々あるけど、あのお店に行かないとかな・・・。
荒川が近いからか、淡水魚(鰻とか鯉とかナマズとか)のお店、『まるます屋』があります。
土日とかに行くと大混みのお店です。
平日だからすんなり入れないかな〜。
行くと、ちょうど空席があって、難なく席へ。
いや。
良い雰囲気のお店です。
ダブルのU字カウンターで、入ると「W字カウンター」だな。なんて印象です。
短冊感も好感が持てます。
ジャン酎を頼もう。
ジャン酎とは、ハイリキのジャンボボトル(1000ml)の事です。
いつも思うので合うが、『お酒類はひとり3本まで』って張り紙があるのですが、ジャン酎は1本のカウントになるのでしょうか?
聞いた事が無い。
「肝串が焼けます。要る方は本数を言って下さい。」って。
何にするか悩んでいたので、取り敢えず手を上げて2本注文。
後はゆっくり考えます。
あ。ぬた頼もう。ネギぬた。
王道のぬたです。
やはり、ぬたは「酸味>甘味」が基本かなと、最近思う様になりました。
シンプル。
けど、何も飾らない感じが良いです。
肝串(鰻)が来ました。
結構な大串です。
お客さんが口々に、「滅多に無いから」って言ってます。
鰻も少なくなってきて、数が少なくなってきてるって話だし。
高級品かも。
後は何を頼もうかな〜。
メンチカツは重いし、このタイミングで鰻重ってチョイスは早すぎる。
けど、何か頼んだら鰻重は食べられない。
悩ましい。
一両損三方得にならないのが、食事です。
悩んだ挙句、「スッポン鍋」を注文。
小鍋で1人前750円。
格安です。
エンペラのゼラチン質も結構入っているし、首の骨の所も。
良い部位が入ってました。
肌ツルツルになること間違い無しです。
出汁も良い味です。
やはり、鰻重(若くは鰻丼)は、食べられませんでした。
スッポンスープ全部飲んだもんな・・・。
当たり前か。
今度は食事で来てみるか。
ご馳走様です。
お店を出ると、近所の小学生の社会科研究が貼ってありました。
まるますは、埼玉の鰻問屋から仕入れている。とか、
昭和25年からやってるとか。
地域密着。良い関係ですね。