お好み焼き やました(広島・呉)

大和ミュージアムに映画「海猿」に。
広島県の呉市は、ちょっと来にくいですがそれなりの観光スポットになっています。
広島の中心街からは在来線で30分程度。
広島空港からは、呉行きのバスが出ていて60分程度です。
「呉グルメ」と言う形で色々と売り出している様ですが、『呉焼き』は、地元民の食べ物なので、特に売り出してない様です。
私が帰省すると必ず食べに来る「呉焼き」のお店があります。
『呉焼き』はお好み焼きの事です。
「ボクはいつもので良いの?ちょっと待ってね。」
お姉さんひとりでやっているので、注文が混み合っていたら、少し待つことになります。
(何十年も『ボク』って呼ばれてます。)
おでんを食べながら待ちます。
厚揚げとコンニャクがおすすめです。
(待たなくても食べますが。)

呉焼きの作り方

お姉さんに頼んで焼く所を撮らせてもらいました。
(顔出しちゃいけんよ〜と言っていたので、焼き方だけ。)
クレープ状の土台を焼くのは広島焼きと同じです。(違うとすると生地が若干厚め。)
呉焼きのベースは「そば入り」か「うどん入り」です。
中にはどっちも入っているってのを頼む人もいますが・・・。
多分そば入り派が多いでしょう。
(私はうどん入り派です。)
先ず、焼きそば/焼きうどんを作って、生地に乗せます。
野菜をど〜んと乗せる作り方ではないです。
両面が焼かれて最後に具材側を玉子でコート。
真ん中に折り目が入れられ、
半月状に折られて、食べやすい様にカットされて出来上がり。




きたきた。
久しぶりだな。
広島焼きとの違いは、丸いか半月型か形だけではないと思っています。
生地が表か裏かではないか。
呉焼きは生地が表に出て来ています。
お好み焼きは粉ものなのです。
生地を味わう庶民料理が呉焼きなのです。
って、ま、美味しいから一度食べてみんさいって事です。