夏の自由研究

広島県呉市は、日本の近代戦争では要所となった海軍の鎮守府が置かれた場所で、今でも海上自衛隊基地が置かれています。
大和ミュージアムなど、日本の近代戦争史に関わる施設等もあって、そういった時代が好きであると言う人達には、これでなかなか人気がある街な様です。
戦前から海軍の儀礼用帽子を制作するお店には、そう言ったのが好きな人達が集まるそうです。
「おじいちゃんの遺品を見せてあげて欲しい」と言う話があったそうだ。
祖父は、私が生まれた時には既になくなっていて、
海軍の軍医で、傷病人保護とかをしていたと言う話は聞いたことがある。
そう言えば、勲章やら何やらを小さい頃に見せてもらった事があるな。
で、全く知らなかったのだけど、写真やら何やらがあるらしく、そう言ったものを見せてあげているとのこと。
私は日本の近代史に興味がなかったので、中学生で習ったくらいの知識しかない。
1914年に第一次世界大戦が始まったとか、日中戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦を経て、1945年に終戦とか。
受験では「漢字間違えたらアウトだから」と世界史を選択した。
(まさかの1/3が中国史で更に難しい漢字が登場し、難儀することになったのだが・・・。)
どんなものがあるのか、時間があったので見ていた。
血筋なのか、親類は直ぐに解るものだ。
練習艦隊巡行記念・・・。
アルバム様のものがありました。
昭和6、7年と言えば、第一次世界大戦後の比較的華やかな時代か。
参加したのかな・・・。
履歴票・・・。
これ、何か面白いな。
海軍に入った時からなのだろう頃から、その間に何をしたかどう言うことがあったかが、記録されている。
自分史的なものだ。
見てみると、どうも練習艦隊巡行には参加しているみたい。
アルバムを詳しくみると、載っていました。
あの時代にオーストラリアだなんだに行ってるって、すごいな。
ある意味世界旅行。
私の旅好きは、血筋かもしれない。
よし。
祖父がどういう人生を歩んだのか調べてみよう。
夏の自由研究だ。
幸いにも、どういう動きをしていたかは資料がある訳だし。
自分のルーツだからな。
その為には、バックグラウンドを知らないとだな。
先ずは、日本の近代史を知る必要があるな。