東京三大煮込みのお店、北千住の『おおはし』。
このお店は、「店内での撮影はご遠慮ください。」のお店なので、お店の気持ちを尊重します。
店内は、なんと言うか活気のあるお店です。
お店に入ると、
「こっち空いてるよ。」「こっち座って。」的な意味合いの、なんとも言えない声、掛け声で、招き入れられます。
舟形のカウンターとテーブル席。
壁に掲げられた短冊。
なんとも良い雰囲気です。
この舟形カウンターも他ではちょっと見ない形です。
店内ホールは、男性3人で捌いていますが、皆さんキビキビ動かれて、客のオーダーに「待ちはない」感じです。
コップ酒ならぬコップ「金宮」の梅シロップ割り、250円。
ものすごい数のボトルキープがあって、大体ソーダ割り(+梅シロップ)で飲んでいる人が多そうです。
金宮のストレートに梅シロップ・・・。
3〜4杯で足が立たなくなりそうです・・・。
おおはしの煮込みは、モツ煮込みでなく牛すじの煮込みです。
それなので、脂っぽさは全くないです。
私は、肉どうふが好きです。あの出汁が染み込んだ褐色の絹ごし豆腐がなんとも。
肉どうふは牛煮込み半量に豆腐1つなのですが、牛煮込みの逆バージョンで「豆腐2つ」みたいなのも頼めます。
それぞれ320円。
お代わりする人も結構見かけます。
牛煮込みのメニューの横に、詩が書いてあるのですが、なかなか雰囲気ある詩です。
『名物に美味いものあり北千住 牛煮込み食べて渡る大橋』
千住大橋とおおはしが掛かっていると思われます。
あと、「創業明治10年」と。
結構な老舗です。
こういったお店が、いつまでも残ってくれることを願っています。