ひたち海浜公園

駅にどこかの公園が真っ赤になっているポスターがありました。
それ程遠くなければ、見に行ってみようとポスターを見てみると、
『茨城県の秋の観光案内をご覧下さい。』って書いてました。
撮影場所くらいどこかに書いていても良いものなのに。
パンフレットを見ると、ひたち海浜公園って書いてました。
赤い植物はコキア。ほうき草です。
しかも今が見頃。
と言う訳で、行ってみる事にしました。
常磐自動車道から北関東自動車道と東水戸道路を経由して、ひたち海浜公園ICで降りると、目的地に到着です。

結構広い敷地。
国営の公園で190haあるそうです。
観覧車があるプレジャーエリアの正門から入場しましたが、目的のコキアは『みはらしの丘』というエリアにあるそうで、真反対の場所でした。

色々見ながら、コキアの丘に向かってみますかね。

水のステージという施設と広い池がありました。
なかなか立派です。

湿地帯みたく木製の路のある森。

記念の森と言うそうですが、歩いてみるとなかなか気分が良いです。
変わった色の実が成っている植物があります。

植物って、どうしてその様な色になったか不思議ですが、何ともいえない色を持っています。
見ていると、何か安らぎますね。

森を抜けると、少し先にピンク色の丘が見えてきました。
あれが紅葉したコキアの丘かな。
ボンボンの様な丸い形のほうき草が沢山並んでいます。
それにしても見物の人の多さも半端な数ではないですね。
結構、みんな丘の上まで登ってるなぁ。
上からの景色はまた違うのだろうか?
取り敢えず、上まで登ってみました。
上から景色もまた違いますね。
色のコントラストがなんとも。
同じ時期にコスモスも満開の見頃を迎えていて、コスモスとの色合いもなかなかでした。
丘から見える古民家に行ってみました。
たてもの園みたく古民家が保存されています。
蕎麦の花が咲いている畑越しに見ると、まるで山里に来た感じです。
こういう建物の移設されてる展示って、結構見る様になった。
こう言ったのを残さないとって気持ちがあるんだな。
確かに私でも小さい頃に田舎に行ったからって、こういった建物が見れていたことは数なかったから。
コンクリートの壁で造られた家にしか住んだことのない小さい子達には、考えられないだろうな。
土間の釜戸でも囲炉裏でも、本当の火が焚かれていて、雰囲気はものすごくあります。
案内ボランティアのおば様から、
「火吹きで吹いてみれば?」と、言われました。
ちょっと吹いてみようかな。
と思い、座ろうとすると、
「ちょっと!上に座りなさいよ。」って。
昔の日本はこんな感じで、座る場所や、いろいろな順序が暗黙の了解で決まっていた文化だったのだなと感じました。
結構、見応えのある公園です。
違う門から公園を出ましたが、この門も結構デザイン的です。
コキアでない、他の植物の色が見れる時があれば、また来てみたいです。