寿司処 谷(北千住)

出張先で、飛行機の時間まで・・・と、飲んで帰っては来たのだけど。
特に食べずに飲んだだけ。
フライト中は爆睡で、ちょうど良い時間のバスがあったので、バスでも寝て。
北千住駅前に着いた時には、なんだか目も冴え、お腹も空いた状態で・・・。
あっさりした物でも軽く食べて帰ろうか。
と、街を歩いてみましたが、何だかお店がやってないんですよね。
そんなに遅い時間ではないのですが。
結構ウロウロしてみましたが、本当にお店がやっていない。
こんなの初めて。
何があったんだ・・・。この街に・・・。
と、思っていたら、いつもはこの道に客引きの人なんて見ない道なんだけど、と言う路地にまさかの職人風の人がいて、声を掛けてきました。
「寿司屋なんですけど、どうですか?1杯。」と。
そうさね。行ってみようかな。
でも、寿司屋ってこの近辺では見たことないな・・・。
聞いてみると、
「あるんですよ。この路地に。」って。
案内して貰いました。
えっ!!!
ここ?!?!
「ここなんです。居抜きでお店出しまして・・・。あっ、でも、一度来てもらえれば、入り易くなると思いますんで・・・。」
って、それはどうかな・・・。
いや、非常に入り難いです。
居抜きでって・・・ラブホテルですよね。この構え。前は。
確かに、この壁を越えて見える部分は普通の飲み屋ビルですね・・・。
奥の正面が寿司屋です。
お店に入ると、
「たまにお客さん呼び込みに行かないと来てくれないんです。」と、言う話。
そうでしょうね・・・。
ちょっとあの壁が邪魔してる様に思います。
「オーナーの意向で、あの壁を取らないんです。」って。
そうなんですか・・・。
「お約束通り、1杯目はサービスです。」と言うことなので、お酒を燗でお願いしました。
何故、北千住のお店がやってなかったのか?
聞いてみると、浅草の酉の市にお客を全部持っていかれたそうです。
そんなに時は早仕舞いするんだとか。
ちょっとだけつまもう。
光物セットって言うのがあったので、それをお願いしました。
すると・・・。
「すいません。コハダと鯖しかないんです。」って。
えっ?
「私、築地で働いていたんですが、実は月曜日の魚はあんまり良くなくて・・・。」って。
いや、光物の定義が解らなくなって。
鯖は青物って言う部類なんじゃないかな。
ま、良いか。
鯖でお願いします。
鯖は結構美味しかったです。
その後、少しオススメを聞きながら食べました。
一番のオススメを食べてから、帰ろうかな。
聞くと、
「小肌、特殊な〆方しているんです。」って。
じゃ、お願いしますか。小肌。
あっ。
美しいフォルム。
確りしてる。
味も至極美味です。
この小肌を食べるためだけに来ても良いな。と、思います。
それから、暫く話をしていましたが、なかなか苦労が多いそうです。
いや、また来ますよ。
小肌を食べに。
越しちゃったけど、次の新子の時、楽しみにしてます。