㐂美松(浅草)

遅くない時間なので、何処かに行って帰ろうかな。
う〜ん。
そしたら、浅草・浅草寺裏の言問通りを渡った辺り。
観音裏と呼ばれる辺りに気になっているお店があったので、そこに行ってみようか。
藤の銭湯、曙湯の裏辺りだったと思うけど・・・。
あった。ここだ。
『(きみまつ)』
なんだか店構が気になっていたのよね。
お店の中は満席でした。
結構繁盛しているお店の様です。
「取り敢えず、この辺りに座っててくれますか?カウンターが空いたら、移動して頂ければ助かります。」と、かなり丁寧な対応です。
が、忙しいのか、少しの間お店の人が注文とはを聞きに来れない状況。
少し待ちますよ。
カウンターのお客さんが一人帰ったタイミングで、注文を聞きに来ました。
飲み物を注文して、そのタイミングでカウンターへ移動。
さて、何を注文しようかな。
いろいろメニューがあって、レバーの料理が結構多かったので、もつ刺しはやめて、レバー料理のどれかにする事にしました。
もつ煮込み

5種のもつ煮込み、豚骨煮と言うのもありました。
聞いてみると、5種のもつ煮込みは、どちらかと言うと佃煮に近い汁の無い感じなんだそうです。
豚骨煮も似たような感じだとか。
スタンダードタイプのもつ煮込みにしてみました。
このもつ煮込みはお上品です。
絶品。
第3のレバー

色々と焼いたり、半生だったりとレバー料理が並ぶ中、「低温でゆっくり調理。トロトロ新食感。」と言うフレーズと名前からチョイス。
真空パックで湯煎する感じの調理なのかな。
なかなか面白いです。
スパイスが多く使われていて、更に酸味が効いています。
バルサミコ酢かワイン酢が味付けに使われている様です。
串焼きもいくつか頼みましょうか。
1皿5本と書いてあっての値段設定でしたが、聞いてみると、
「1本からでも大丈夫です。」ということでした。
こぶくろ(塩)

プリプリでおいしいです。
焼き加減も絶妙です。
つくね三姉妹、シロ(タレ)

つくね三姉妹について聞いてみると、
「鳥つくねと豚つくね。それに、この親父つくねが1つずつの串になります。」という事。
じゃ、この親父つくねは?
「親父つくねは豚つくねにニンニクや唐辛子や入っていて、まぁ、親父が好きそうな、みたいなつくねです。」って。
はぁ。これもなかなか斬新なネーミングですね。
親父が入っているのに三姉妹という串の名前も斬新です。
このそれぞれのつくねも美味しかったです。
シロも臭みがなく良い味でした。
タレも良いです。
レンコン、カシラ(味噌)

この味噌焼き、ムチャクチャ美味いです。
味噌が本当に良いバランスです。
辛くも甘くも、ちょうど良い。
なかなか良いお店だなと、料理を楽しみました。
暫くすると、さすがは観音裏。
と、言うお客さんが来店。
店内もどよめいた感じがしました。
芸妓さんです。
浅草・観音裏は今でも華街の様相があります。
そう言えば、一度道ですれ違ったことがありました。
この、今ある飲み物でもう一品食べて終わりにしましょうかね。
ジャガバター

まるまる1つのジャガイモで、超ボリュームです。
切らずに焼いているからか、ホクホクです。
表面がパリッとしているジャガバターとも違って、面白いです。
本当に良いお店でした。
土日がお休みのようで、そうそう来れなさそうですが、機会があったらまた来たいお店です。