斉藤酒場(十条)

急ぎで確認したい事があったので、仕事関係で大宮まで行っていました。
19:00位には確認も終わって、そのまま家に帰る事に。
ですが、まっすぐ帰るのもなんなので、途中下車する事にしました。
帰りのルートからして、大宮、赤羽と魅力的な町は結構あるのですが、つぶしの効かない「十条」に行ってみる事にしました。
以前、日光の天然氷で作るかき氷が食べれるお店があると言うことで来た事があって、駅前に渋いお店があるなぁと、目星を付けていました。
そのお店に行くことに。
赤羽で埼京線に乗り換えて1駅。
そうそう。こんな感じの駅だった。
確か、駅を出て右手にある細い路地の・・・。
あった。ここだ。
店構えが物凄く渋い。
良いです。
大衆酒場と言う言葉も良いですね。
昭和3年創業っていうのもなかなかの歴史です。
暖簾をくぐってちょっとお店の中を覗くと超満員です。
取り敢えず、ガラッと扉を開けてみました。
こりゃ・・・座る席が無いな・・・。
一番扉に近い席のお客さんに聞いてみると、
「ここは大体こんなだから、どこかに座れると思うよ。お店の人が声かけてくれるから、ちょっと待ってれば良いよ。」と、教えてくれました。
すると、そんなこんなで席に座っているお客さん達が、詰め合わせて席を作ってくれました。
ありがたい。
こういったところが、いいお客さんが集まっているお店って感じがする。
それじゃ、酎ハイ下さい。
店内も良い感じに渋く、メニューも結構お安いです。
あれとあれを先ずは頼もうか。
肉豆腐

焼き豆腐の煮込みが2つ。 
お肉は少なめでした。 
濃い味付けでお酒に合いそう。 
飲み物をお酒、寒くなったし燗にして貰おうかな。
にしんの酢漬け

こういったさっぱり系のおつまみも、こういう所は美味しいと思っています。 
漬かり具合も良いですし、この野菜の細切りの酢漬けも、結構良いお味。 
「これも食べなよ。美味しいから。」と、食べてなかったらお店の人に促されて、知った 
事何ですけど。
「今日は、何かあったらいけないから、もううちではお酒を提供できないの。ごめんね。気を付けて帰ってね。」と、お店の人に促されてお客さんがいました。
お客の事見てくれてるとはと、嬉しいじゃないですか。
そうこうしている間に、私が座った席の相席の人たちと、なんやらかんやら会話が始まりました。
まぁ、何の話をしたかと言うと、特に内容はないのですが。
こんな会話が隣の席の人と出来るっていうのも、良いお店の条件と私は思います。
そのテーブルもわらわらと帰って行き、また新しいお客さんが入ってきました。
私もそろそろお終いですかね。
そういや、コロッケ食べてる人がいたな。
あれ頼もうか。
コロッケと串カツ

揚げ物はお店の人に聞くと、「2つで1セット」なんだそうです。 
どうしようかな〜と言うと、 
「1つずつにしましょうか?」って。 
なんか、そう言うのもやってくれるみたいでした。 
それで、コロッケと串カツの皿。
本当に良い雰囲気のお店でした。
そうそう来れない場所だけど、今度、こっちの方に出てくることがあったら、来てみよう。