皇居 乾通り一般公開

天皇陛下の傘寿のお祝いで、皇居の一部が一般公開されています。
春にもあったのですが、
「余りにも人が多いから止めよう・・・」と言うことになって、隅田川に花見に行った事を覚えています。
春の時期は、桜が良かったそうですが。
秋は紅葉だそうです。
一般公開されるのは、皇居の東京駅側にある坂下門から、竹橋側にある乾門までの「乾通り」700m。
数日前から公開されていて、連日、余りにも人が多いため、10時開門予定を幾分か早めて対応していたそうです。
9:00前に東京駅から皇居に向かうと、既に大勢の人の列が出来ていました。 
人の列は、内堀通りを日比谷までつながり、皇居前広場の「入門レーン」に入って、そこから二重橋を左手に見ながら、坂下門に向かうという、東京駅からより、日比谷や有楽町の駅から歩いた方が良いという感じの列です。
DJポリスの方が、
「本日の開門は、9:20分に繰り上げて行いま〜す。」と拡声器で伝えています。
私は、特に渋滞もせずススっと進んでいっていたので、特に待ってる間はなかったです。
途中、不審物を持っていないかの、荷物チェックとボディチェックを受けて、また、グルリと人の列は廻り・・・。
坂下門の前に更に入門待ちのレーンがあって、順番を待ちます。
このレーンに入った順番に、門から入っていきます。
しばらく待つと、列が坂下門に向けて動き出しました。
え?もう入れるの?
9:45。
訪問客の数はとても多いけど、そんなに「待ち時間」はなかった様に思います。
これが坂下門ね。 
ガス灯っぽいランプが素敵です。
門を抜けると、ギュウギュウかと思っていましたが、そうでもなく、それなりにスペースがありました。
いつもは立入禁止の場所だからか、少し雰囲気が違います。
公開されている道路からの横道や、建物の前にはロープが張られ、警備の人がズラリです。
宮内庁の庁舎はこの建物だそうです。
結構、風情のあるデザインです。
結構な数の人が、この建物の写真を撮っていたので、聞いてみたら、
「さぁ・・・お城なのかなと思って・・・。」って。
誰かが撮ってるので、自分も撮るって感じみたいでした。
なかなか良い道です。
この乾通りは。
とは言え、そんなに人が通る道ではないのですが、木々に囲まれて、自然が多くて良い感じです。
その中に紅葉類は約50本ほど植えられているそうです。
赤く色付いた紅葉の前では、写真を撮りたい人達で大渋滞です。
DJポリスの方が、
「奥にも綺麗な紅葉がまだまだあります。」とか、
「写真は1〜2枚にして、後ろの人にも譲ってあげましょう。」とか、
「心のアルバムにしまって行ってはいかがでしょうか?」とか、
なんとか、渋滞にならない様に人の動きを促しています。
滅多に来れない所に来ていて、然も朝早くに並んでいた人なんかは、たくさん写真を撮って帰りたいのだと思います。
途中で皇居東御苑へ抜ける事も出来るようになっていて、道が分かれていました。
聞いてみると、
「一方通行だから、乾門を出てから入り直した方が良いと思いますよ。」って言われました。
そうですね。
折角ですので、乾門を抜けましょう。
乾通りの700mはあっという間ですが、秋を感じる通りでした。