鷹匠(根津)

朝から出掛ける。
根津に朝7:30からやっている日本蕎麦屋があるというので、行ってみる事にしました。
東京メトロの根津駅から言問通りを鶯谷方面へ。
幾つか目の路地(車屋の筋より奥の路地)を今度は千駄木駅方面へしばらく行ったところ・・・。
あった。
ここだ。
確かに路面店ではなく、本当に「日本蕎麦屋」の出で立ちです。
本当に朝7:30からやっているみたいです。
お店までの通路もなんだか良い感じです。
お店に入ると、直ぐ右手にそば打ちの場所がありました。
席は、大広間の座敷でとても綺麗な感じです。
「どうぞ。床が暖かくなっていますので、座布団を返してもらうと暖かいですよ。」って。
確かに心地よい暖かさです。
寒くなってきているのでありがたいです。
席にはなかなか面白い物が置いてありました。
焙炉と言う器具で、海苔やらを炙る道具です。
炙って摘んで、お酒が欲しくなるシチュエーションです。
ですが、仕事前なので・・・。
「蕎麦は細打ちと田舎蕎麦の『深山』と言う2種類があります。冷たいお蕎麦なら二色盛りも出来ます。決まりましたらお声を掛けてください。」って。
時期的には暖かいお蕎麦なんだけど、二色盛り・・・。
冷たいのにしよう。
あっ。これなら暖かいつゆで食べるから良いかもな。
鴨せいろを注文して店内を見回しましたが、なんとも雰囲気があるお店です。
と、他のお客さんが来店です。
「熱燗と盛り合わせ。」って。
きっと、夜勤明けの人なのでしょう。
人それぞれ、いろんなライフサイクルがあるんだな・・・。
それにしても羨ましい限りです。
贅沢な過ごし方。
暫くすると、鴨せいろが出てきました。
鴨つゆが良いお味です。
つゆを味見してみると、そのままでも啜れます。
蕎麦自体がしっかりしているので、濃くない鴨つゆでも、しっかり味わえます。
これは、なかなかの蕎麦です。
個人的には暖かい蕎麦になら深山が合うのかなって、感じます。
つゆに入っている鴨のつくねも良い感じですね。
朝から、路面店じゃない蕎麦屋で鴨せいろ。
非日常的・・・。
仕事しに行きたくなくなります。
結構、危険ですね。
そうはいっても、仕事はしに行かないとな。
ご馳走様でした。
1日頑張ります。