ロボット(刀削麺)レストラン

あれ!?
これって・・・。
御徒町を歩いて駅に向かう途中に変わったものを見ました。
そうか・・・。
ついにここまで来たか・・・。
そう言えば、最近、あの宣伝カー見ないな。
『ロボット、ロボット、ロボットレストラ〜ン!』って音楽の、ピンクとグリーンの巨大ロボットを乗せたトラックの宣伝カー。
実は、どんなレストランなのか気にはなっていた。
どんなレストランなのかと、非常に興味があったのです。
その内容を知ったのは、愛読雑誌の「散歩の達人」に連載されている、筋肉少女帯・大槻ケンヂさんのコラムだった。
未来ロボットが出すお料理ロボットみたいなのが作るレストランではないらしいのです。
ある意味、ここはロボットレストラン。なのでしょう。
刀削麺の種を左手に持ち、右手のカッターで削り出す。
スーパーロボ!
人間は削り出される麺を取っ手の付いたザルで受けて鍋へ落とす。
表にいたお店の人に聞いてみると、
「左にセットした刀削麺の種は上に上がっていく仕組みなんです。」
そう言う機能が付いていました。
それにしても、技術的なところが、ロボットに持っていかれちゃいますよね。
「これ、技術がいる上に、結構重労働なんです。労働基準法とか色々あって、機械入れることになったんです。」って。
そうですか・・・。
なんか、料理用の機械がよく分からなくなりました。
人っぽい形しているから、『ロボット』って思ってるけど、もしかしたらシンプルな形で頭とか無かったら、そんなに気にならなかったかもです。
キャベツの千切りも機械で簡単に出来るし。
日本そばだって、団子だって、シューマイだって、機械が作ってる訳だし・・・。
そう考えると、「頭」が付いているのとそうでないのと、こんなにイメージが違うんだな。
しかし、刀削麺職人さんの職場が失われつつあるのは、間違い無いんだろう。