飯田屋(浅草)

浅草で昼食。
どじょうでも食べに行きますかね。
浅草には、どぜうの有名処が2店あります。 
一つは駒形橋の袂にある「駒形どぜう」。 
もう一つが西浅草の「飯田屋」。 
駒形どぜうは、この何ヶ月かの内に食べに行った覚えがあるので、『飯田屋』に行ってみることにしました。
門松だ。
新年の準備がお店の前にはなされていました。
じゃ、どじょう鍋をお願いします。丸で。
骨のあるなしです。
骨がある丸々の丸。
ぬた

鍋が来るまでは、これで一杯やっておきます。
変わったぬたです。
マグロ、ウド、わかめ。
ここまではなんとなく一般的ですが、上にクラゲが乗っていました。
食感が面白い。
それと、酸味のつけ方が独特。
甘めのぬた味噌で、酢に使ったわかめで調和させている感じです。
手法が秀逸で独創的です。
と、そんなこんなで鍋が来ました。
醤油ベースのタレで、あっさりしています。
ネギを大量に入れて食べれば、治りかけている風邪も吹っ飛ぶでしょう。
飯田屋と駒形どぜうは、味が少し異なります。
あっさりの飯田屋、濃いめの駒形どぜうって感じでしょうか。
お店の雰囲気も違います。
海外のお客さんとかが昔の風情を味わうなら駒形どぜう、炭で炊くのや大座敷で食べるのとか。
ゆっくりとしたいなら、掘りごたつの飯田屋でしょうか。
それぞれのお店は、シュチュエーションに合わせて使える良いお店と思います。