2015年の初日の出

天気予報では雨やら曇やらのマークが付いていたので、どうしようかな・・・と、悩んでいました。
朝6:00に、毎年の事だからやっぱり行くかなと、瀬戸内海側の海が見える近くの山に登ってみることにしました。
そんなに高い山ではないので、それこそ1時間ちょいあれば登れる山。
でした。かつては。
近年、息切れするようになる場所が低くなっています。
昨年より低い位置で息切れをするのです。
年齢は、確実に経ていますから仕方ない事かもですけど。
運動不足ってのは否めないな。
なぞ、思いながら登っていました。
こういう時に「今年の抱負」を思い浮かべるものです。
薄っすら辺りが明るくなった頃に登頂。
着いた〜。
海の方を見てみると、厚い雪雲が空を覆っています。
これは無理かな・・・。
毎年、歩いて登ってくる人、車で来る人ひっくるめて結構な人数いるのですが、ほとんどいません。
数名いる程度でした。
若い子達が、
「初日見れますかね〜?」と、聞いてきました。
難しいかもだけど、せっかく来たからちょっと待つつもりと答えると、
「寒いから踊って待ちます。」と、ダンスを踊り出しました。
体が動くって良いね。
と言うか唐突ですね。
ちょっと赤くなってきた。
雲の切れ間が一瞬でもあればな。
横で見ていた老夫婦とも、
「運が良ければ見れそうだけどね。」なんて会話。
不思議と知らない人とでも話が出来る感じの時間。
初日を見るに気持ちを共有しているからでしょう。
「あの薄い雲の切れ間が流れれば丁度見れそうなんだけどね。」
あ〜!
出ますよ!
あ〜見れて良かった。
今年はまた一層飛躍する年になります様に。
然し不思議なものです。
2014年も2013年も天気良好の予報でも見れない年もあれば、こんな、雪マークが付いた年に一瞬でも御来光を拝めるのですから。
体が冷えたから、下のお堂のところで火を焚いていたらあたらせて貰おう。
毎年、頂上近くのお堂でお経を上げておられる方々がおられます。
そこで焚き火をしているのですが・・・。
あっ。日が焚かれてます。
「すいません。火にちょっとあたらせて下さい。」
いや、火って暖かいですね。
それにしても結構降ってきたな・・・雪。
温まったし下りましょうか。
町に下りて、近くの氏神様で初詣。
また、新しい1年が始まる。
今年はどんな年になりますかね。
面白い良い年にしたいものです。