一由そば(日暮里)

西日暮里あたりを仕事前に散策。
尾久橋通りを歩いて、日暮里方面へ。
日暮里駅前とかは、結構歩く事がありますが、西日暮里となると、これまで数回降りた事があるくらいかな。
気になるお店がチラホラあります。
とは言え、朝ごはんが食べれそうな喫茶店とかはないみたいです。
あ。このビル・・・。
少し歩いただけで、日暮里駅の駅前のビルの近くまで来ていました。
西日暮里駅と日暮里駅が近い事は知っていますが、夜、お酒を飲んでいるので近くに感じていたと思っていましたが、そうでなく、朝の散歩でも近くかんじます。
実際近い。
路地裏にそば屋がありました。
路麺のお店です。
結構人が出入りしているので、地元では人気のお店なのでしょう。
ここに入ってみよう。
なんて読むのかな・・・。
「いちゆう」かな・・・。
ふりがながふってあって「いちよし」と書いてました。
『一由そば』です。
お店に入るとものすごい量のトッピングてんぷらが並んでいました。
メニューの一覧も圧巻な品揃え。
本当に凄い種類。
「お決まりになったお兄さんからお聞きします〜。」と、店主らしき方から、唱う様に声を掛けられました。
えっと・・・、勝手があまり良く・・・。
じゃ、
「おそばで、このイカと貝柱のかき揚げをお願いします。」と言うと、
「今、準備中なんですよね。」って。
そうですか。
取り敢えず、目に付く物・・・。
「ジャンボゲソ天でお願いします。」
「はい。おそばにジャンボゲソ天。おそばにジャンボゲソ天・・・。」
今度は呪文の様です。
直ぐにジャンボゲソ天そばは提供されました。
器を覆い尽くす天ぷら。
よくゲソ天というと1本まるまるの天ぷらが乗っていて、食べにくいところもありますが、ここは細かく刻まれたゲソのかき揚げになっているので、食べやすいです。
いつまで食べてもゲソが減りません。
ジャンボと付いているだけあります。
つゆは濃いめの辛口という感じでしょうか。

お客さんはひっきりなしに入ってきます。
慣れたお客さんの注文を聞いていると、
「半そば生姜天。」
「半そばに生姜天。180円〜。」
そう言えば、そばの値段気にしていなかったけど、普通が200円、半そば100円の様です。
安い!
「そばで玉ねぎ天ダブル。」と言う、同じトッピングを2つ乗せるという猛者もいました。
「そばで、生姜天、ゲソ天、春菊天。」と言う、トッピング3種のお客も。
その時、
「半、半、半でいくかい?」と店主さんが聞きました。
半?
あ。天ぷらトレイに「半分」の値段設定がしてある。
これは嬉しい。
複数のトッピングを少しづつってのが出来るんだ。
「半でやって。」と、お客が言うと、
「イエッサー。」と、小さな声で答えていました。
この店主さんの口上的なものを聞いているのも、なんだか面白いです。
さて、もう少し散策して仕事に向かうか。
ご馳走様でした。