日本橋エリア 日本酒利き歩き

日本橋で日本酒イベントがあると言うので、参加してみました。
各地の酒蔵が参加して、イベントエリアの特定の場所で試飲をして歩き回るというイベント。
イベントエリアは結構広く、日本橋三越前から人形町、小伝馬町のエリアです。
@日本橋、人形町、小伝馬町
受付(幾つかありましたが、小伝馬町の受付に行きました。)で参加費を払って、参加証の代わりになるお猪口を貰って利き酒巡りを行います。(アンテナショップや参加飲食店で好きなだけ利き酒できます。)
参加している酒蔵は結構多くて27蔵。
以前訪問した事のある酒蔵さんとかも居てました。
・越前岬(福井/田邊酒造)
・谷泉(石川/鶴野酒造)
・雄東正宗(栃木/杉田酒造)
・龍力(兵庫/本田商店)
・華姫桜(愛媛/近藤酒造)
・豊賀(長野/高沢酒造)
・田光(三重/早川酒造)
・龍勢(広島/藤井酒造)
・誉池月(島根/池月酒造)
・蓬莱泉(愛知/関谷醸造)
・昇龍蓬莱(神奈川/大矢孝酒造)
・古伊万里 前(佐賀/古伊万里酒造)
・臥龍梅(静岡/三和酒造)
・東光(山形/小嶋総本店)
・上喜元(山形/酒田酒造)
・亀甲花菱(埼玉/清水酒造)
・作(三重/清水清三郎商店)
・綿屋(宮城/金の井酒造)
・黒松仙醸(長野/㈱仙醸)
・富久長(広島/今田酒造)
・花の香(熊本/花の香酒造)
・まんさくの花(秋田/日の丸醸造)
・三芳菊(徳島/三芳菊酒造)
・弥右衛門(福島/大和川酒造)
・半蔵(三重/大田酒造)
・李白(島根/李白酒造)
・梅乃宿(奈良/梅乃宿酒造)
その中でも、好きなお酒の酒蔵さんの出店場所からスタート。
三重県の酒蔵さんなので、三越前の三重テラスのイベントスペースに出ていました。
イベントスペース前は、イベント参加者で大混雑。
「フライング気味ですが、混雑しているので開場しま~す。」と、扉が開けられました。
開場だけかと思いきや利き酒もスタートです。
「作」のコーナーへ。
三重県鈴鹿は、万葉の頃から「旨し酒の国」と呼ばれていて、その鈴鹿で作られている「作」は旨口で好きなお酒です。
あ。社長さんが来てる。
「あ。どうも。」と声を掛けられました。
あまり酒蔵見学を受け付けない酒蔵さんとか聞いていた様なきがするので、憶えていてくれたのですかね。
濃口で沁みる味です。
その他、田光、半蔵と利き酒をして、余りにも混んでいるので、次の場所へ移動です。
通り沿いのアンテナショップに向かいましょうか。
島根県のしまね館では、会社近くの角打ち・いずみやさんで良く飲む「やまたのおろち」の季白。
奈良県のまほろば館では、ここも言った事のある梅乃宿。
果実のお酒と言うのが出ていて、これも美味でした。
日本橋を渡らず人形町方面へ。
豊年萬福というお店の会場では、入店の列が。
イベントの時間は14:00〜18:30なので、急ピッチで回る事もない。
たまに行列に並んで休憩するのも必要かもです。
佐賀の「前」というお酒を試飲。
鍋島に似た旨口。
広島の「龍勢」は、その場で好きなお酒をお燗してくれました。
そこに於いてあるお酒はどれでも。
薄濁りをして貰ったり、2000BYの古酒をお燗して貰ったり。
結構、古酒のお燗は好きです。
滋賀の不老泉のお燗とか。
古酒独特の風味は、中国種に似た感じと思います。
お燗にすると何とも言えない香りが放たれて良い感じと思っています。
日本橋から昭和通りを渡ったあたりの飲食店会場へいってみると、ものすごい数の列が出来ていました。
ここはスルーかな・・・。
近くの会社の人が休憩に出て来ていて、何があるのか聞かれました。
こういうイベントがあるんですと答えると、
「久し振りに休日出勤していて、休日は人がいる場所じゃないので驚いていた。」という事です。
「そう言えば、そこで学生さんっぽい人達が『かんぱ~い』って酒盛りしているから、何なんだと思っていて・・・。」とも。
この日、日本橋界隈は大量の呑兵衛たちが闊歩し、中にはヘベレケで、かなり混沌としたカオス状態だったと思われます。
人形町まで来ると、それなりにお店が多いのか少しだけ拡散した感じ。
それでも行列は絶えないです。
人形町のCAFESTと言う会場では2つの蔵の試飲が出来ました。
愛媛の華姫桜は、旨口でもすっきり飲める感じです。
熊本の「花の香」は、洋酒の様な便に詰められた日本酒が試飲できました。
701、702と名付けられたそのお酒は、もはや日本酒とは言い難く、まるでワインの様な味わいです。
お米が原料なはずなのに、果実味を感じると言うか・・・。
スパークリングと呼ばれる発泡感は、どぶろくのシュワシュワ感とも違い、本当にスパークリングワインです。
面白い日本酒を試飲しました。
人形町の街を休憩がてらぶらつくと、面白いお店を発見。
老舗感漂うを和菓子屋の『東海』。
桜餅が美味しそうだったので購入。
あ。私は甘い物でお酒飲める派です。
栗最中も結構美味しそうです。
少し購入。
そう言えば・・・。
感じの良いおでん屋さんがあったな。
『美奈福』
お店で食べる事は出来ない、購入お土産にするタイプのおでん屋さんです。
注文する扉にネタが書かれています。
安い!
おまかせ10種をお土産で買って帰る事にしました。
「ちょっとお待たせしたんで、1つサービスしておきますね。」と、何かを加えてくれました。
何処かで何かを食べるかもだけど、朝ごはんでも良いか。
利き歩きに戻る。
甘酒横丁の会場も長蛇の列です。
あ。鳥忠という惣菜の売っている鶏肉屋さんの前にも一升瓶が・・・。
今日1日酒の街と化しています。
小伝馬町方面に行こうか。
明治通りを歩きつつ、小伝馬町へ。
受付近くにあった、おでん屋さんは品切れクローズ。
受付の会場でいくつかのお酒を試飲してフィニッシュです。
イベントに参加しているグループの中には、お猪口を首から下げれる様に、編み物でお猪口ホルダーを作っている人達もいました。
結構便利そうです。
「リーダーだから号令用の笛も付いているんだ。」との事。
色々と考えていますね。
なかなか面白いイベントでした。