ハマちゃん(北千住)

北千住の路地裏。
何とも美味しそうなお肉の煮物の写真のお店に引き込まれました。
『ハマちゃん』前にも一度来た事があるお店です。
少し前に、黒糖を買ったから作ろうと思った「豚軟骨煮」の写真だったから気になった訳です。
お通しがさつま揚げで、なんとなく薩摩料理な感じで、取り敢えずは芋焼酎から始めよう。
それと煮ものを聞いてみなくちゃ。
豚軟骨煮と牛すじ煮、どちらもあるかと聞いてみると、
「どっちもあるよ。」との事。
悩んだ挙句、豚軟骨煮を注文。

それと、鳥刺し下さい。

サツマ料理と言えば鳥刺しでしょう。

鳥刺し


学生の頃、部活の合宿所の近くの精肉店で売っている鳥刺しを良く買いに行った事を思い出しました。
お金を集めて、
「鳥刺しの胸を400円分下さい。」って、良く行ったよな・・・。
懐かしい。
皮目が炙られている、鹿児島の鳥刺しです。

豚軟骨煮(と牛すじ煮込み)


「半々入れといたから~。」と、悩んでいるのを察して頂いたのか、半分づつ入れてくれました。
左の方が豚軟骨煮、右奥(あたり)が牛すじ煮込み。
沁みてて美味い。
軟骨の歯切れが良くて、物凄く時間が掛かっている感じがします。
これらはゆっくり煮て、寝かせないとだめだと聞いています。

店主さんと話をしていると、

「うちのは、A5ランクの和牛の牛筋だから。」なのだそうです。
黒糖を買ったので、作ってみようと思ったけど、豚軟骨が売ってなくて出来なかったと、最近の出来事を伝えると、
「うちは黒糖使わんよ。」って。
あ・・・。そうなんですか。

鹿児島独自の調味料『地酒』も無くて・・・と、言ってみると、

「地酒も使わないよ。」って。
あれ、なんだか鹿児島風の味付けと思ってたけど・・・。

「隠し味に〇〇を使うんだ。コクが出る。」って。

え?
〇〇ですか?
思いもよらない隠し調味料が使われていました。
結構ビックリ。

なんだかんだで、話をしていると店主さんがまったりタイムに入っている様子なので、これで終わりにしよう。

美味しかったし参考になりました。
ご馳走様です。
今度、肉の煮物を作る時に、使ってみようか。
あの隠し調味料。
でもな~。隠し調味料だから、隠す必要があるので、量が解らないんだな・・・。
一度、失敗覚悟でやってみようか。